Phase 1: 環境セットアップ
所要時間
約10分
🎯 学習目標
- Python 仮想環境を作成する
- 必要なパッケージをインストールする
- プロジェクト構成をセットアップする
📋 前提条件
| 要件 | 説明 |
|---|---|
| Python 3.11 以上 | インストール済みであること |
| コードエディター | VS Code 推奨 |
| ターミナル / コマンドライン | アクセスできること |
| GitHub アカウント | 作成済みであること |
🐍 ステップ 1: Python のバージョン確認
Python がインストールされていることを確認します。
python --version
重要
Python 3.11 以上 が必要です。バージョンが古い場合は、python.org から最新版をインストールしてください。
📁 ステップ 2: プロジェクトディレクトリの作成
ワークショップ用のディレクトリを作成し、移動します。
mkdir cogbot-handson && cd cogbot-handson
🏗️ ステップ 3: 仮想環境の作成
Python の仮想環境を作成します。
python -m venv .venv
作成した仮想環境を有効化します。
source .venv/bin/activate
.venv\Scripts\Activate.ps1
PowerShell で実行ポリシーエラーが出る場合
PowerShell のスクリプト実行が制限されている場合があります。以下のコマンドで一時的に許可してください。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
ヒント
仮想環境が有効化されると、ターミナルのプロンプトに (.venv) と表示されます。
📦 ステップ 4: requirements.txt の作成
依存パッケージの一覧ファイルを作成します。
touch requirements.txt
New-Item requirements.txt
作成した requirements.txt に、以下の内容を記述してください。
agent-framework==1.0.0rc2
chainlit>=2.9.6
python-dotenv>=1.2.1
httpx>=0.28.1
opentelemetry-semantic-conventions-ai==0.4.13
⬇️ ステップ 5: 依存パッケージのインストール
パッケージをインストールします。
pip install -r requirements.txt
uv pip install -r requirements.txt --prerelease allow
ヒント
uv は高速なパッケージインストーラーです。未インストールの場合は pip を使用してください。
🔑 ステップ 6: 環境変数ファイルの作成
API キーなどの秘密情報を管理するための .env ファイルを作成します。
touch .env
New-Item .env
作成した .env ファイルに、以下のテンプレートを記述してください。
MSF_MODEL_API_VERSION=2025-04-01-preview
MSF_MODEL_ENDPOINT=
MSF_MODEL_API_KEY=
MSF_MODEL_DEPLOYMENT_NAME=
WEATHER_API_KEY=your_key_here
※ WEATHER_API_KEY は Phase 5 で使用しますので、それまではこの値で OK です。
ステップ 7: .gitignore の作成
前のステップで作成した .env ファイルには秘密情報が含まれます。Git にコミットしないよう Python の汎用の .gitignore を作成し .env がコミットに含まれないようにします。
curl -o .gitignore https://raw.githubusercontent.com/github/gitignore/main/Python.gitignore
Invoke-WebRequest -Uri "https://raw.githubusercontent.com/github/gitignore/main/Python.gitignore" -OutFile ".gitignore"
📂 プロジェクト構成の確認
ここまでの手順が完了すると、プロジェクトは以下の構成になります。
cogbot-handson/
├── .venv/
├── .env
├── .gitignore
└── requirements.txt
✅ チェックポイント
以下を確認します:
- [x] Python 3.11 以上がインストールされている
- [x] プロジェクトディレクトリが作成されている
- [x] 仮想環境が作成・有効化されている
- [x]
requirements.txtが作成されている - [x] 依存パッケージがインストールされている
- [x]
.envファイルが作成されている - [x]
.gitignoreファイルが作成されている
❓ よくあるトラブルと解決方法
Python が見つからない (python: command not found)
Python がインストールされていないか、PATH に追加されていない可能性があります。
- python.org から Python 3.11 以上をインストールしてください。
- インストール時に 「Add Python to PATH」 にチェックを入れてください。
- インストール後、ターミナルを再起動してから再度お試しください。
pip が見つからない (pip: command not found)
pip の代わりに以下を試してください。
python -m pip install -r requirements.txt
仮想環境が有効化できない(PowerShell 実行ポリシー)
PowerShell でスクリプトの実行が制限されている場合は、以下のコマンドを実行してください。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
その後、再度仮想環境の有効化を試してください。
.venv\Scripts\Activate.ps1
🌞 NEXT STEP 🌞
環境セットアップが完了しました!次は Microsoft Foundry のモデルの設定に進みましょう。